今回は、Gitで欠かせないリモートリポジトリの作成とクローンの方法を解説します。
前提としての理解が必要である、リモートリポジトリについても見ていきます。
本記事を見る事で、リモートリポジトリのセットアップ周りに強くなれます!
リモートリポジトリについて
まず、リモートリポジトリの理解を深めていきます。
リモートリポジトリとはリポジトリのクローン参照先になります。
クローンとはコピーの様な物なので、
リモートリポジトリが存在する事で、全く同じ内容を持ったリポジトリのコピーを作成する可能になります。
また、クローンしたリポジトリの内容をリモートに反映させるなども可能です。
この様に1つのリポジトリを複数人が持てるのチーム開発で大活躍しますね。
ここからは、クローンからリモートリポジトリを確認する方法を簡単に説明します。
git remoteで複製元を確認する
リモートリポジトリから作られたクローンから、リモートにある本体を確認する事が可能です。
その際に以下の様にgit remote コマンドを使います。
$ git remote
このコマンドを打つことで、リモートが存在している場合、
リモートに付けられている名前が表示されます。
デフォルトではoriginと言う名前が表示されるはずです。
また、リモートが置かれているURLを確認するには、以下の様に打ちます。
$ git remote -v show
以上2つのコマンドを打って、表示がある様でしたら、リモートが存在すると言うことになります。
originとは
git remoteを打った際に表示されるoriginについて説明します。
originとはgit cloneコマンドでクローンを作った際に、リモートの付ける名前です。
クローンからリモートの対する呼び名の様な物です。
また、originとは初期接点として付けられる名前なので、以下のコマンドで変更が可能です。
$ git remote rename origin 希望の名前
リモートに分かりやすい呼び名を付けたい場合上記コマンドで変更を行いましょう。
リモートの作成とクローン方法
ここからはリモートの作成とクローンの作り方を解説します。
こちらの2つに関しては非常の簡単なので、さっと目を通していきましょう!
git remote addでリモートを作成する
リモートを作成するためには、まずgithubで新しい空のリポジトリを作成します。
sign-inするとnewと言うボタンが簡単に見つかるのでそこで作りましょう。
そして、ローカルリポジトリをリモートに追加するには、git initを済ませた状態で、
以下のコマンドを打ちます。
$ git remote add 任意のリモート名 リモートが置かれているURL
任意のリモート名は何でもいいのですが、originが付けられる事が多いです。
URLは最初にgithubで作成した際に作られるURLを指定すればOKです。
最後にgit push -u origin masterを打つと、ローカルの内容がリモートに反映されます。
git cloneでクローンを作成する
クローンを作成するには、以下の様にgit cloneコマンドを使います。
$ git clone クローンしたいリモートのURL
こちらは一瞬で終わります。
githubでクローンしたいリモートのURLを確認して、git cloneで指定すればすぐに完了です。
終わりに
リモートが何者かであったり、リモートの作り方を理解してもらえたでしょうか?
チーム開発をする上でリモートは必須なので、ここでマスターしておきましょうね!